募集を出してもなかなかいいライターさんが来てくれない・・・
価値のある記事を書けるライターさんが集まらないのは、あなたがそういう人を呼んでいるからかもしれません。
僕はいつも1記事300円~で募集をしているんですけど、10人中5人は素質のあるライターさんが応募してきます。
「素質のあるライター」と一口で言っても人それぞれ認識が違うと思ので、ここではこのように定義しておきます。
- 展開していきたいサイトのテーマにあった「知識や経験」が豊富な人
- 誰かの役に立つことで、自分の欲求を満たしたいと思っている人
- 成長意欲が高く、前向きで謙虚な人
僕はこのようなライターさんをマウンティングして、価値のある記事をバンバン書いてもらっています。
※ライターさんを伸ばすマウンティングについてはこちらの記事に参考にしてください。
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ブログ外注化の極意はマウンティング!? 関係性の構築が良いサイトを作る鍵!
いきなりですが、あなたは外注ライターさんをマウンティングしていますか? 僕はマウンティングしまくってます(笑) &nbs ...
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そこで今回は、価値のあるアドセンス記事を書ける外注ライターのみ集める募集の方法について、詳しく書いていきたいと思います。
ここでいう"価値あるアドセンス記事"とは、「過不足のない情報」+「独自の視点からの主張」+「経験・体験」を盛り込んだ、検索ユーザーにとって「役に立つ記事」のことをいいます。
狙っている人以外は反応しない募集内容にする
アドセンスブログを外注ライターのみで展開していくためには、価値の低い記事しか書けない人を寄り付かせないことが重要です。
なので簡単に「応募してくる人を増やせばいい」と考えるのは危険。
じゃあどうすればいいのかというと、価値のあるアドセンス記事を書ける人のみにフォーカスして募集します。
ようするに、狙っている人以外は反応しない募集内容にするということです。
ライター募集文の書き方が重要!狙った人のみ応募させる3つのコツ
ライターさんを募集する際に重要なポイントは3つ。
- ターゲットが強烈に反応するベネフィットを入れる
- ベネフィットに反応した人しか書けないぐらいめんどくさい自己紹介を書かせる
- お試し、試用期間、本採用の3段階にする
目的は、マウンティングすることで価値のある記事をバンバン書けるようになるライターさんを集めること。
それではひとつずつ詳しく解説していきます。
強烈に反応するベネフィットを書く
強烈に反応するベネフィットとは、ライターさんが潜在的に持っている欲求のことです。
ここでいう潜在的な欲求とは、
- 世の中の役に立ちたい
- 誰かの役に立ちたい
- 価値のある存在でいたい
という欲求のことです。
その中でも、自分が持つ知識や経験が誰かの役に立つはずだ! という自信を持っている人がついつい反応してしまうベネフィットを募集文に入れると、応募してくる人の質が180°変わります。
※ちなみに自信を持っていなくても自信を持たせることはできます。
どのようにするのかというと、「その人がもつ知識や経験を記事にすることで、たくさんの人の役に立つんだよ」ということを冒頭で書くだけです。
ブログ記事でいう導入文(リード文)で読者のハートをグッと惹きつけるテクニックと同じです。
わかりやすい例を3つ紹介します。
<例文1>
自分が持っている知識や経験が、今悩み苦しんでいる人のために役に立つことをイメージさせる例文。
あなたの知識や経験を、「今悩み苦しんでいる人のため」に役立てませんか?
あなたが書いた記事で、今悩み苦しんでいる人を救うことができるかもしれませんよ。
<例文2>
自分が持っている知識や経験を発信することで、感謝されることをイメージさせる例文。
あなたが持つ知識や経験を記事にすることで、たくさんの人に「ありがとう」と思ってもらる、そんな仕事です。
<例文3>
過去にネット上の記事を読んで、悩みや疑問を解決した経験がある人が、自分も同じように誰かの役に立つ記事が書きたい!と思ってしまう例文。
あなたの悩みや疑問を解決してくれた記事に出会ったことがあると思います。
その記事を書いてくれた人に「ありがとう」「助かりました」「記事に出会えてよかった」と思いませんでしたか?
今度はあなたが「ありがとう」と言ってもらえる番です!
たくさんの人の助けになり感謝される、そんな記事を書いてみませんか?
いずれかの例文を読んで、「自分の知識や経験が誰かの役に立つんだ!」ということをイメージできた人が応募してきます。
ライター初心者なら「挑戦したい」という気持ちになるし、経験のあるライターでも「自分の知識や経験を役立てたい」という思いで応募してきます。
そういう人はしっかりと募集内容を読むし、謙虚なうえに報酬単価なんて気にしない人が多いです。
自己紹介の項目は多くする
自己紹介の項目はできるだけ多いほうがいいです。
なぜなら自己紹介を見るだけで、やる気がある人と無い人の判断がしやすくなるからです。
実際に僕が使っている自己紹介の項目(10個)の例を紹介します。
1)名前(本名)
⇒本名を隠す人は逃げ癖がある、または仕事を全うする気がない、変な辞め方をする人が多い。
2)年齢・性別
⇒年齢を聞くことで、その年代にあった話題をチョイスできる。
3)家族構成(続柄・年齢・性別)
⇒コミュニケーションの中で、ライターさんのハートを掴むためには絶対に必要。
4)職歴・資格
⇒どんなスキルがあるのかを把握することで、新しいジャンルでサイト展開できる可能性が。
5)人より詳しいこと
⇒将来的に新しいジャンルでサイト展開できる可能性を探るため。
6)趣味や今ハマっていること
⇒将来的に新しいジャンルでサイト展開できる可能性を探るため。
7)ライティング歴(ブログ歴でもOK)
⇒伸びしろでいうと初心者のほうがいい。ただし、文章を書くのが好き&得意じゃないとダメ。
8)使っているデバイス(PC or スマホ)
⇒できるだけPCを持っているほうがいい(文賢を使ってもらうため)。
9)ひと月に読む本の数(漫画や雑誌以外)
⇒今は読んでいなくても、本を読むのが好きな人ならOK(文章に触れている数が多ければ多いほど◎)。
10)自己PR(やる気、意気込み、あなたの魅力など)
⇒やる気のある人と無い人の温度差や、今の文章力がここにハッキリと出る。
このように、項目一つひとつに意味を持たせています。
10個の項目をきっちり書くのはけっこうめんどくさいので、ここでモロに「マジメな人」と「雑な人」の性格が出ます(笑)
ちなみにやる気満々で応募してくる人は、「自己PR」の書き方が違う!
子育て系の募集を出したときに応募してきた人の「自己PR例」を紹介します。
<やる気満々の自己PR例>
今回ご応募させて頂いたのは、自身の育児において、子育て記事を読んでたくさん悩みを解決してもらったからです。
特に初めての育児の時は、少しでも周りのこと違うことがあると問題があるのかなと悩み、自己嫌悪に陥り、子育てに向いてないと思ったり、ストレスもたくさんありました。そんな時に、ブログや書き込みなど先輩ママの投稿に励まされ、本当に元気をもらいました。自分だけが悩んでるのではないと知り、心が楽になりました。
現在二人の子を持ち、まだまだ悪戦苦闘中ですが、少しでも私の得た知識や経験を発信し、一人でも多くの人の助けになればいいなと思っています。
また、大学時代日本語学科を専攻しており、文字を書くことには以前から興味がありました。しかしそのチャンスや技術を磨くすべを知らず、今回の募集を見てまさに自分にぴったりだと思いました。
初心者でご相談やご指導いただくことが多々あるかもしれませんが、責任をもって最後までやり遂げます。何卒宜しくお願いします。
<ダメな自己PR例>
育児で悩んだことや工夫したとこ、ここが知りたかったなどたくさんの人に伝えたいと思い応募しました。よろしくお願いします
「自己PR」の項目だけでこれぐらいの差があります。
自分の気持ちや思いを言葉にすることが得意な人は、けっこうガッツリ自己紹介を書いてやる気をアピールしてきます。
逆に、自分の気持ちや思いを言葉にするのが苦手な人は、「ダメな自己PR例」のような自己紹介が多いです。
応募してきた時点で自分の気持ちや思いを言葉にできない人は、自己実現欲求を満たすどころか、書けない自分に対して自己嫌悪を抱く可能性が高い。。。
なので、「やる気」+「ある程度文章力があるかどうか」もここでチェックしてみてください。
お試し⇒試用期間⇒本採用の3段階にする
「お試し」⇒「試用期間」⇒「本採用」の3段階にすることで、謙虚な人でも挑戦しやすくなります。
価値のある知識や経験を持っていても、「迷惑をかけたくない」という理由でなかなか挑戦できない人ってけっこういるんですね。
僕が雇っているライターさんも、素晴らしい知識や経験があるにも関わらず、「迷惑をかけたくない」という理由でなかなか挑戦できなかった、という人がいました。
ようするに、自信がない人ですね。
でも、「お試し」⇒「試用期間」⇒「本採用」の3段階なら、本採用になるまでに2クッションあるので、それが安心感につながるみたいです。
ダメなら本採用までに切られる、というのが逆に「挑戦してみよう!」という勇気を与えるみたいです。
こういう人は、相手の気持ちを考えることに長けているというか、気遣いができる人が多いので、検索意図を考えて書くアドセンスブログにバシッとハマります。
しかも、「私なんて・・・」と自分のことを過小評価している人が多いので、マウンティングすれば一気に化ける可能性が高いです。
※ライターさんを魅了するマウンティングについてはこちらの記事に詳しく書いています。
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いきなりですが、あなたは外注ライターさんをマウンティングしていますか? 僕はマウンティングしまくってます(笑) &nbs ...
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「お試し」⇒「試用期間」⇒「本採用」の3段階にすることで、今まで挑戦できずに埋もれていた人が応募してくるきっかけになるかもしれないですよ。
まとめ
今回は、価値ある記事を書ける外注ライターだけを集める募集のしかたについて書きました。
- 狙っている人以外は反応しない募集内容にする
- 募集文にはターゲットが強烈に反応するベネフィットを入れる
- 自己紹介の項目は多めにしてやる気のない人をはじく
- お試し⇒試用期間⇒本採用の3段階にする
必要な人を集めるためには、必要ない人が寄り付かないようにすることも大事です。
あなたの大切な時間とエネルギーを必要なことに集中するためのひとつの手段として、この記事が参考になればうれしいです。
※有能な外注ライターを集めたら、「やる気を引き出す方法」もチェックしてください。
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