外注ライターにやる気がなくても、そこそこの記事を書いてくれたらいい・・・そう思っていませんか?
どれだけ完璧にサイト設計したとしても、やる気のないライターさんのせいで、思うように進まない・・・PVが稼げない、ということがよくあります。
しかし、ライターさんが持つ隠された欲求を満たしてあげるだけで、簡単にやる気は引き出せます。
ここでは、外注ライターさんのやる気を引き出すための「潜在的な欲求に反応させる方法」と、どんな人がその欲求に反応しやすいのか、どんな人をライターとして雇えばいいのかなどを詳しく解説ています。
潜在的な欲求とはどんな欲求?
よく、「褒められたい! 認められたい!」という"承認欲求を満たしてあげることが大事"だといわれていますが、ハッキリいってそれは難しい!
正確にいうと、「承認欲求」を満たし続けるのは難しい! です。
なぜなら、承認欲求というのは「他社に依存する欲求」。それを満たし続けるのには、根気と才能(センス)が必要だからです。
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僕が外注ライターとして雇うのはどんな人なのかというと、
世の中の役に立つことで「自分の存在価値を確認したい」という潜在的な欲求がある人。
なぜ「自分の存在価値を確認したい」という欲求なのかというと、その欲求を満たしてあげることは意外と「簡単」だからです。
しかも、潜在的な欲求を満たしてあげれば「マウンティング(魅了)」しやすくなります。
※マウンティングについてはこちらの記事に詳しく書いています。
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マウンティング(魅了)しやすい人はどんな人?
ただし、「自分の存在価値を確認したい」という欲求を持っている人なら誰でもいいわけではありません。
潜在的な欲求を満たし、いい状態でマウンティングできる人には4つの特徴があります。
世の中の役に立つ知識や経験を持っている
過去に、
- 一生懸命仕事や遊びをやりつくした人
- 特殊な仕事についていた人
- 趣味に没頭している
- 好きなことはとことん調べてしまう(プロ顔負けの知識になる)
- 一流プレイヤーとしてやってきた過去がある
など、なにかに特化して「人より知識や経験が多い人」がいいですね。
中でも、いろいろな「失敗を乗り越えてきた人」は特に素晴らしい!
なぜならその失敗した経験が、読者にとって最も役に立つ情報だからです。
僕が今まで見てきたライターさんの傾向として、
失敗しても諦めずに挑み続けた経験がある人は、成長意欲が高い! そういう人は文章に対しても「もっと伝わる文章が書きたい」と前向きに取り組みやすいです。
謙虚な人
これはもう “絶対条件” ですね。
すぐに調子に乗る人や、上から目線の人は論外!
たまに、「やってあげてる感」をモロに出してくる人がいます。
「安い単価で書いてあげてるんだから、ごちゃごちゃ言ってこないで!」
・・・みたいな(汗)
こういう人はいうまでもなく、論外!
顔が見えないからこそ、謙虚さをもってコミュニケーションしないとうまくいきません。
ハマったらとことんやりまくる人
好きなことへの「好奇心が強い人」は最高ですね!
たとえば、節約生活、ハンドメイド、ガーデニング、ステーショナリー、などが好きな人。ついつい楽しくて追求してしまう、そんな人です。
こういう人は、「書くのが楽しい♪」と思えば「文章術」も追及するようになります。
専業主婦
専業主婦ほどアドセンス記事を書くのに適任な存在はいません!
なぜなら、素晴らしい知識や経験を持っているにも関わらず、結婚、出産したから仕方なく専業主婦をしている人が多いからです。
ちなみに僕は専業主婦の方にしかアドセンスブログを書いてもらっていません。
今までいろんな人を雇ってきましたけど、1番いい関係を築けて、しかもライターとしての才能をグングン伸ばしていけるのは専業主婦の方なんです!
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ライターが持つ「欲求」に反応させる3つのポイント
ライター募集文に反応させる
ライター募集をするときに、募集文にある仕掛けを施しておきます。
それは、自己実現欲求をもっている人が「強烈に反応するベネフィットを埋め込む」ということです。
たとえばこんな感じ。
あなたの知識や経験を、「今悩み苦しんでいる人のため」に役立てませんか?
あなたが書いた記事で、今悩み苦しんでいる人を救うことができるかもしれませんよ。
・・・えっ!?
これだけ・・・?
と思うかもしれませんが、これぐらい簡単な文章を入れるだけでもOKです!
これがあるのとないのとでは、応募してくる人の質や数ともに、「え、うそ? こんなに違うの?」と思うぐらい差がでますよ。
※ライター募集文に反応させる詳しい方法についてはこちらの記事に書いています。
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仕事の「説明」にベネフィットを入れる
応募してきたライターさんに対して、
- 誰に向けてサイトをつくっているのか
- サイトに訪れる人にどうなってほしいのか
- どのような目的でサイトを運営しているのか
など、今から携わるこの仕事を理解してもらうために説明をすると思います。
その中に、ライターさんの持っている知識や経験が、サイトに訪れた人の心をどのように動かせるのかをイメージさせるための説明も記載します。
ここで重要なのは、自分の知識や経験が、誰かの人生に影響を与えるぐらい価値がある、ということを分かってもらうことです。
なにも大げさに言う必要はありません。
ほんの小さなきっかけしか与えられないかもしれませんが、その「きっかけ」から読者の人生が変わるかもしれない、変えられるかもしれない、ということが「ベネフィット」として機能するんです。
たとえば育児系でいうと、子供の癇癪や赤ちゃん返りで悩んでいる人への記事を書いたとします。
この問題を解決するきっかけを与えてあげることで、子供への接し方や親としての在り方がわかり、今まで見えていなかったものが見えはじめるかもしれません。
今まで見えなかったものが見えるようになる、それは、見える世界が変わることを意味します。
見える世界が変わると人生が変わる!
そんな大げさな・・・と思うかもしれませんが、その「きっかけ」を与えることができるのは、ライターさんが持つ知識や経験なんです。
「ベネフィット」を含むこの説明を受けて強烈に反応するのは、自分の知識や経験が誰かの役に立つことを理解できた人。
そこからさらにイメージを膨らませ、自分への期待と可能性に心が躍りだし、「カチッ」とやる気スイッチが入るライターさんが多いです。
逆にこの説明を受けて反応が薄い人、まったく反応しない人もいます。
自分の知識や経験が浅くて自信がないのか、人の役に立つことをしたいと思っていないのか、ただ記事を書いてお金がもらえればそれでいいと思っているのかは分かりません。
いずれにせよ、僕の中では「伸びる可能性が低い人」だという判断を下しています。
伸びない人にムダなエネルギーを使わない! ということが、アドセンス外注化をうまく回していくための鉄則です。
ライターさんを選別するためにも、仕事の説明にベネフィットを入れて、どんな反応をするのかを見極めてください。
コミュニケーションの中で、常にベネフィットを意識させる
ここまでくれば、ライターさんがどんな欲求を持っていて、どんなことに反応するのかを把握できていると思います。
そのうえで、ライターさんのやる気を加速させるためには、コミュニケーションの中で「ベネフィット」を入れて、「何をすればどうなるのか」という未来を常に意識させる必要があります。
なぜなら、何のために記事を書いているのかを常に意識させておかないと、すぐ忘れてしまうからです。
ライターさんにとっての「ベネフィット」とは、「この記事に出会えてよかった」と思ってもらえるような記事を書くこと。
もう少しいうと、人の人生にいい影響を与えるような自分になること、です。
そのためには、読み手の気持ちを考えないといけないし、伝えたいことをわかりやすく伝える技術も必要になる。
その結果、あなたがライターさんに求めていることと、ライターさん自身が求めることがビシーッとつながり、やる気もスキルも加速していくことになるんです。
「いや~、コミュニケーションが苦手なんですよね・・・」
「相手の気持ちを考えてコミュニケーションとるのが下手で・・・」
「コミュニケーションとかめんどくさい!」
という人も多いかと思います。
僕もコミュニケーションはめちゃくちゃ苦手です(汗)
相手に気を使ったりとか、思っていることを言葉にして伝えるのは頭を使うのでしんどいですから。
でも、ライターさんがどんなことに反応するのか、どんなことを目指してどうなりたいのか、ということを把握していれば意外と簡単なんです。
承認欲求を満たし続けるためのコミュニケーションはめちゃくちゃ難しい!
※承認欲求というのは「他者承認(他者から認められたい)」なので、常に認めてあげないと不満を持たれる。
それよりも100倍簡単です(笑)
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まとめ
今回は、外注ライターがやる気満々に!隠された欲求に反応させる3つの方法について紹介しました。
まとめると、
- 潜在的な欲求を満たし、いい状態でマウンティングできる人には4つの特徴がある
- ベネフィットを入れた「募集文」に反応する人を集める
- 仕事の「説明」にもベネフィットを入れて反応を見る
- 反応がない人にはエネルギーを使わない
- コミュニケーションの中で、常にベネフィットを意識させる
ムリな人は何を言ってもムリなので、そこにエネルギーを使うことは絶対に避けましょう!
それが、楽しくアドセンスブログを外注化していくための鉄則です。