どうも、AIに働かせて自分は寝ていたいKAZUです。
ブログの執筆やリサーチにChatGPTやGeminiを使っていると、ふと「AI疲れ」を感じること、ありませんか?
誤解しないでほしいんですが、AIがポンコツだから疲れるんじゃないんです。むしろ逆。
AIがあまりにも優秀で、答えがもっともらしいからこそ疲れるんです。
例えば、WordPressのプラグイン設定を聞いたとします。
AIは非常に流暢な日本語で、論理的にも完璧な手順を教えてくれます。9割は正解です。
でも、その中にさらっと「実在しない設定ボタン」の話が混ざっていたり、「今はもう無効な古いSEOタグ」が1行だけ入っていたりする。
明らかにトンチンカンな答えなら、鼻で笑って無視できるんですが、
「99%正しそうな顔をして、1%の致命的な嘘をつく」
これが一番タチが悪い。
「これ、本当に合ってる?」
「この機能、今のバージョンでもある?」
この「微妙な嘘」を見抜くために、私たちは常に疑いの目を向け、脳のエネルギーを使って裏取りをしなきゃいけない。。。
これだと、執筆時間は短縮できても、精神的な疲労度(脳のカロリー消費)は逆に増えてしまいますよね。
今回は、そんな「AIの微妙な嘘による脳の疲れ」を物理的にゼロにするための、具体的なプロンプトをシェアします。
なぜAIは「息をするように」嘘をつくのか?

対策の前に、AIの癖を知っておきましょう。
AIが嘘をつくのは、性格が悪いからでもバカだからでもありません。「仕組み」の問題です。
理由①:AIは事実ではなく「確率」で喋っている
AIは辞書を引いて答えを探しているわけではありません。
「この単語の次には、確率的にこの単語が来やすい」という、高度な「言葉の連想ゲーム」をしているだけです。
だから、文脈を整えるためなら、平気で架空の事実(ハルシネーション)を捏造します。
AIにとっては「事実かどうか」より「文章として自然かどうか」が優先されるからです。
理由②:AIの時計は「過去」で止まっている
AIの知識は、学習データの期間(例:2023年までなど)に依存します。
放っておくと、AIは悪気なく「2021年のSEO常識」を「現在の正解」として出力してしまいます。
つまり、私たちがやるべき対策は2つだけ。
- 「確率」任せにせず、情報を縛る(アンカーを打つ)
- 「連想ゲーム」を止めさせ、事実確認(監査)をさせる
このロジックに基づいた、具体的な解決策を紹介します。
解決策①
【初級編】情報の範囲を縛る「アンカー・プロンプト」
まずは一番カンタンな方法から。
AIの「確率」と「過去データ」の暴走を止めるには、指示の最後に「釘(アンカー)」を刺すのが有効です。
「なんとなく教えて」ではなく、「いつの、何を」をガチガチに固定します。
以下の短い指示を、いつものプロンプトの最後にコピペしてください。
これだけで、AIの「無理やり答える癖」が抜けます。
パターンA:バージョン違いを防ぐ「時間固定」
WordPressやツールなど、バージョンが命の時に有効です。
必ず「2026年現在」の最新バージョンに基づき回答し、古い情報は除外してください。
パターンB:知ったかぶりを防ぐ「無知の許容」
AIは知らないことを無理やり埋めようとします。それを防ぐプロンプトです。
確信が持てない情報は、無理に生成せず正直に「分かりません」と答えてください。
これを入れるだけで、AIに「知ったかぶりすなよ」って釘を刺せるで~!
解決策②
【上級編】脳の負担をゼロにする「2段階リピート」テクニック
ここからが本番です。
記事構成案の作成や簡単な調べ物なら初級編で十分ですが、
ブログの設定、functions.phpのコード記述、アフィリエイト商材のスペック確認など、「絶対に間違えたくない」場面では、この「2段階(2回入力)」の手法を使います。
これはGoogle DeepMindなどの研究でも示唆されている「Chain-of-Verification (CoVe)」や「Prompt Repetition」という概念を応用したものです。
なぜ「2回」なのか?
AIはいきなり答えを出そうとすると、「事実確認」より「文章の作成」に脳のリソースを使ってしまいます。
そこで、一度書かせた後(1段階目)に、それを監査させる(2段階目)ことで、AIの脳を「検証モード」に強制的に切り替えるんです。
私たちが脳を使って疑う代わりに、AI自身に自分の回答を疑わせるんです。
実践ステップ
手順は簡単です。
- 【1回目】普通に質問して、答え(下書き)を出させる
- 【2回目】その答えに対して、以下の「検証プロンプト」を投げつける
コピペ用:鬼の検証プロンプト
1回目の回答が出た後に、これをそのまま投げてください。
前回の回答内容を、現在の最新状況(2026年時点)に照らし合わせて再考してください。
より正確な回答にするために、以下の指示でもう一度実行します。
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【ここにもう一度、最初と同じ質問(プロンプト)を貼り付ける】
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【追加指示:自己検証】
回答を確定する前に、以下のプロセスをステップバイステップで実行してください。
1. 上記の回答の中に、バージョン違いや古い情報が含まれていないかチェックする。
2. 根拠となる信頼できる情報源(URLなど)が存在するか確認する。
3. もし確信が持てない部分は、適当に埋めずに正直に「分かりません」と修正する。
これをやると、AIは驚くほど正直に反応します。
すみません、先ほど提案したプラグインの一部は現在非推奨でした。
訂正します。この設定メニューはバージョン6.5以降で移動しています。
といった具合に、自分で自分の嘘を訂正してきます。
この「訂正させる作業」までAIにやらせて初めて、私たちは脳を使わずに信頼できる情報を得られるんです。
人間でも「もう一回確認して」って言われたらミスを見つける。これはAIも一緒!
このひと手間を惜しまないのが、AIを効率的に使うコツです。
まとめ:脳のエネルギーは「疑うこと」より「創ること」に使おう
AIは「魔法使い」ではなく、超優秀だけど、たまにドジをするパートナーです。
その「ドジ」を人間が必死にチェックしていたら、いつまで経っても楽にはなりません。
- サクッと済ませたい時 → 解決策①(アンカー)
- 正確さが命の時 → 解決策②(2段階リピート)
この使い分けができるようになると、ブログ執筆のストレスが激減します。
今回紹介したプロンプトは、「Clibor」などの辞書ツールに定型文登録して、息をするように呼び出せるようにしておきましょう。
AIの嘘に気づくために、あなたが消耗する必要はありません。
浮いた時間と脳のエネルギーを、ブログの企画や収益化の戦略など、もっとクリエイティブなことに使っていきましょう!
