どうも、 効率化大好き カズ です。
今回は、Logicool「G604」とLogitech「G604」の違いを検証しました。
Logicool(ロジクール)G604は生産終了になり、サイド6ボタンに慣れた方はショックを受けているのではないでしょうか。
そこで、ロジクールG604とまったく同じ形状っぽい「Logitech G604」を発見し、これってどうなの? という疑問をもたれてこの記事にたどり着いたのだと思います。
結論から先に言うと、「G604」はロジクール製も Logitech製も、マウスの形状はほぼ同じ。
ただし、微妙に違うところもあります。
これが許容できるのであれば、Logitech製は買いですし、許容できなければ買わないほうがいいです。
それでは実際に2つのマウスを比較していきたいと思います。
ロジクール G604
Logitech G604
LogicoolとLogitechの違いは?
そもそも、Logicool(ロジクール)と Logitech(ロジテック)は何がどう違うの? という疑問にまずは答えたいと思います。
Logicool と Logitech は同じ会社で、日本では「ロジテック」よりも「ロジクール」のブランド名が使われていることが多いです。
この違いは、1981年にスイスで創業されたLogitechが、日本に進出する際に、すでに同じ名前の企業があったため、日本での名称を「ロジクール」から「ロジテック」に変更したことに起因します。
なので、本来のブランド名は「Logitech(ロジテック)」で、ロジクールは日本で展開するために作られたブランド名だということですね。
海外では「Logitech」がブランド名として使用されています。
ちなみに…
日本の「Logitec(ロジテック)」は、パソコン周辺機器・各種デジタル機器のメーカーで、カスタムPCや外付けSSD、光学ドライブなどを開発・販売しています。
参考:ロジテック公式通販サイト
Logicool 604 と Logitech G604 のマウスボディーの違い
Logicool「G604」とLogitech「G604」のマウスボディーに違いはあるのでしょうか。
- 見た目の違い
- ボタンの押し心地の違い
- スクロールホイールの違い
の3つの観点から比較してみました。
見た目の違い
見た目の違いを以下の視点で検証します。
- 上から
- サイドボタン
- 底面
- 内部
- USBレシーバー
それぞれ見ていきましょう。
上から見たマウスの形状
- マウスの輪郭
- ボタンの位置(G10/G11/高速スクロール切り替え/HIGH SPEED・Bluetooth切り替え)
- スクロールホイールの形状
にまったく違いはありません。
スクロールホイールの色が違うのは、経年劣化によるものです。
サイドボタン
- サイドボタンの位置
- サイドボタンの形状
- ボタンの印字
に違いはありません。
底面
- マウスソール
- 電源ON/OFF切替
- HERO センサー
- G604のロゴ
に違いはありません。
蓋を開けた中身
形状はもちろん、印字されている文字やロゴに違いはありません。
USBレシーバー
USBレシーバーには違いがありました。
- 印字されている文字
- 真ん中にある口のような凹み
USBレシーバーはマウスに対してひとつなので、印字されている周波数?が違うのは当然だと思います(そこのところは詳しくないですが…)。
見た目の違いは以上になります。
比較した結果、マウス自体はまったく同じで、USBレシーバーだけが微妙に違うことがわかりました。
ボタンの押し心地の違い
LogicoolとLogitechでボタンの押し心地に違いはあるのでしょうか。
違いがあるとすれば「硬さ」だと思うんですが、新品同士での比較ではないので、ボタンの硬さは除外します。
ここで比較したいのは、押したときの「感触」と言うか「質感」の方ですね。
- ボタンの沈み幅や
- ボタンが「カチッ」となる感触
この辺はどうなのでしょうか。
比較した結果、沈み幅も「カチッ」となる感触も、違いは感じられませんでした。
スクロールホイールの違い
G604のスクロール方式には、「高速スクロール」と「ラチェットスクロール」の2種類があります
- 高速スクロール
ホイールを自由に回転させて、長いページやメニューを素早く移動できるモード - ラチェットスクロール
ホイールが一定の角度で止まるようになっていて、細かい操作ができるモード
ホイールの下にあるボタンで、モードの切り替えが可能です。
実際に操作してみた結果が以下の動画です。
結論としては、微妙な違いはあるものの、それは個体差によるものであって、ロジクールとLogitechによる違いはほぼありません。
Logitech の G604 は「G-HUB」を使えるのか
これが一番大きいところで、マウス自体は同じでも「G-HUB」が使えないと話になりません。
実際のところどうなのでしょうか。
ロジクールの公式サイトからインストールしたG-HUBがそのまま使えるのかどうかを検証してみました。
結論から言うと、なんの問題もなく G-HUBの機能がすべて使えました。
実際にLogitech G604 を接続し「G-HUB」を立ち上げると、以下のようにG604が2つ表示されました。
上が新しく接続したLogitechのG604、下が以前接続していたロジクールのG604です。
Logitechの設定を開くと、ロジクールの設定がそのまま反映されていました。
ロジクールG604の設定をそのまま引き継げるので、特に設定し直す必要はありません。
ただ、マウス自体に設定を保存する場合のみ、新たに設定が必要です。
LogicoolとLogitechの保証について
マウスをガンガン使う方にとって「保証」は重要なポイントだと思います。
結論から言うと、
ロジクールは購入から2年間保証を受けられますが、Logitech製はロジクールの保証を受けられません。
正確には、「Logitech製のマウスは日本のロジクールの保証が受けられない」ということです。
LogicoolとLogitechは同じ会社なんやったら、もしかして保証を受けられるんちゃうん!
そう思ったので、ロジクールに直接電話して聞いてみました。
<サポートとのやり取り>
ロジテックのG604をAmazonから購入したんですが、これってロジクールの保証受けられるんですか?
Amazonで売っているLogitech製品は並行輸入品なので、弊社の保証は受けられません。
え? ロジクールとLogitechって同じ会社じゃないんですか?
Logitechとロジクールは別会社になるため、保証は受けられません。
ただし、日本のロジクールの保証は受けられませんが、販売している国の保証は受けられますよ。
そうなんですね…。わかりました。
このような答えでした。
ロジクールとLogitechは同じ会社だと思ってたんですが、同じ会社じゃないらしいです。
ChatGPTに聞いたら、Logitech製のマウスはロジクールの保証が受けられるって言ってたんですけどね…^^;
嘘やったんかい!
ということで保証は諦めま・・・・・・せん!
もしLogitech製のG604が壊れたら、ダメ元で保証の申請してみます(これで保証が受けられたらラッキーなので)。
まとめ
今回は、Logicool製のG604と、Logitech製のG604の違いを検証しました!
簡単にまとめると、
- マウスボディーはどちらも同じ
- Logitech製もG-HUBを普通に使える
- Logitech製はロジクールの保証を受けられない
ということです。
いつも2年も持たずに壊れてしまう……という方は、ロジクールのG604を購入する、もしくは同じサイド6ボタンの[Razer Naga Pro]にするかですね。
※「Logicool G604」と[Razer Naga Pro]の比較は以下の記事を参考にしてください。
2年以上は壊さない自信がある方は、ロジクールよりも安く買える「Logitech G604」がおすすめです。
ちなみに私は、ロジクールG604が1台と、LogitechのG604を予備として2台所有しています。
あと10年はG604を使い続ける予定なので・・・笑