どうも、 効率化大好き カズ です。
今回は、Screenpresso の有料版の機能について紹介します。
今まで無料版を使っていたんですが、再編集できないのがイヤで有料版を購入しちゃいました!
結論からいうと、有料版にして大正解。
有料版は、「とりあえず編集の途中で保存」ができるので、気分的にもすごく楽です。
この他にも、今まで制限がかかっていた機能が開放されて、より効率的に注釈画像が作れるようになりました。
買い切りで4000円ちょいなので、投資対効果は高いと思います。
そこで今回は、Screenpressoの有料版の機能について詳しく解説していきたいと思います。
Screenpressoの「無料版」と「有料版」の違い
無料版と有料版の違いを以下の表にまとめました。
機能名 | 無料版 | 有料版 | |
---|---|---|---|
キャプチャー機能 | HDビデオキャプチャ | ビデオにロゴが入る | システムの録音が可能 |
Androidのキャプチャ | |||
画像からのテキストをコピー(OCR) | |||
カラーピッカー | |||
画像編集 | 描画の再編集 | ||
画像エディタ | 枠線効果 | ||
ぼかしのピクセル化 | ぼかしのみ | ピクセルもOK | |
機密データのぼかし | |||
画像上のテキストを抜き出す | |||
その他 | 画像の自動圧縮 |
今回いろいろ使ってみてわかったことがあります。
実は有料版でしか使えないと言われている機能の中に「無料版」でも使える機能がありました。
- カラーピッカー
- 画像の自動圧縮
この2つがそうです。
※カラーピッカーの使い方については以下の記事に詳しく書いています。
画像の自動圧縮については、設定方法を含め、次の章で詳しく解説します。
画像の自動圧縮
有料版は、Screenpresso には、キャプチャした画像を自動圧縮するための設定があります。
もし、別のフリーソフトで画像を圧縮していたのであれば、もうそのソフトは必要なくなるかもしれません。
実際に、キャプチャした画像がどれくらい圧縮できるのか試してみたところ、約 40% 圧縮されました。
- 圧縮前:108 KB
- 圧縮後:64.6 KB
自動圧縮の設定方法
1.Screenpressoの設定の「高度な設定」タブ❶を開く。
2.「DefaultRecompressEnable」が[False]になっているはずなので、右にある「」❷をクリックし[True]❸に変更します。
これでキャプチャした画像が自動で圧縮されるようになります。
補足
「スクリーンショットに限らず、フォルダにPNG画像を入れると自動で圧縮してくれる」という情報があったので試してみたところ、自動圧縮されませんでした。
今のところ自動圧縮に対応しているのは「キャプチャした画像だけ」みたいです。
有料版は、描画の再編集が可能に!
有料版は、編集後に「保存」してからでも、描画アイテムの編集が可能になります。
Screenpressoの描画機能は、洗練された 矢印や枠線、吹き出し などが直感的に挿入できて超便利な機能です。
これを使いたくてScreenpressoを導入した方がほとんどではないでしょうか。
無料版は一度「確定」を押すと、挿入した描画アイテムを再編集できませんでした。
なので、けっこう慎重に編集する必要があったんですよね。
確定した後に、
「挿入したテキストを間違えてた…」
「枠で囲む場所を間違えてた…」
なんてことに気づいても、やり直せないからです。
有料版は何度でも再編集できるので、
「とりあえず編集を確定して、後でまた編集しよう!」ということが可能になり、精神的にも余裕がでてきます。
有料版を購入する最大のメリットがこの「精神的な余裕が生まれること」だと思います。
ただし、描画アイテム以外は再編集できません。
上部の編集メニュー(切り取り・縮小・サイズ変更・キャンパスサイズ・枠線)を使った編集は、一度[確定]を押してしまうと再編集できないので注意が必要です。
無料版 | 有料版 | |
---|---|---|
描画アイテム (サイドバーメニュー) | 編集不可 | 何度でもOK |
編集メニュー (上部メニュー) | 編集不可 | 編集不可 |
メリット
- 編集の途中でもとりあえず保存ができる
- 描画アイテムを消すことで同じ画像を使い回せる
- 間違いに気づいたらすぐに修正できる
HDビデオキャプチャの制限解除
無料版のビデオキャプチャは以下の制限がかかります。
- ビデオの右下にScreenpressoのロゴが入る
- 最後4秒ぐらい全画面広告が表示される
- システムの録音ができない
※無料版はマイク音声のみ録音可能
有料版にアップグレードすることで、これらの制限をすべて解除できます。
※詳しい使い方は以下の記事をチェック↓
画像の中のテキストを読み取る(OCR)
この機能は、画像の中にあるテキストを文字データとして保存できる機能です。
使い方は大きく2パターン。
- デスクトップに表示している画像の中のテキストを読み取る
- 画像エディタで表示した画像の中のテキストを読み取る
さらに、抜き出したテキストの「翻訳」も可能です(これが便利)。
※詳しい使い方は以下の記事をチェック↓
画像エディタ機能の制限解除
無料版で制限がかかっていた以下の機能が、有料版では使えるようになります。
- 枠線効果
- 機密データのぼかし
- 画像上のテキストを抜き出す
- ぼかしのピクセル化
それぞれ詳しく解説していきます。
枠線効果
[枠線効果]は編集メニューのひとつで、以下のような画像が作成できる機能です。
具体的には、
- 枠線(フレーム)」
→ 幅・色・角の丸み - 輪郭の効果
→ 破れたようなイメージにする - 反射
→ 強度・間隔 - 影の強弱
などを調整することで、上記のような画像が簡単に作れます。
機密データのぼかし
[機密データのぼかし]は[画像をコピー]の中にある機能のひとつで、画像の中にあるメールアドレスを自動でぼかしてくれます。
操作としては、
[画像をコピー]の「▼」をクリックし[機密データのぼかし」を選択。
すると、画像内にあるメールアドレスに ぼかし がかかります。
この機能があれば、
- ぼかしを入れる手間が省ける
- メールアドレスのぼかし忘れがなくなる
ので、非常に助かってます。
画像上のテキストを抜き出す
[画像上のテキストを抜き出す]も[画像をコピー]の中にある機能のひとつで、画像の中にあるテキストを文字データに変換してくれます。
操作としては、
[画像をコピー]の「▼」をクリックし[画像上のテキストを抜き出す」を選択。
すると、画像内にあるテキストが自動で文字データ化されます。
OCRの精度を上げる設定については「Screenpresso「OCR機能」の使い方」に書いているので、そちらを参考にしてください。
ぼかしのピクセル化
[ぼかしのピクセル化]はそのままの機能で、[描画機能]の[ぼかし]をモザイクにする機能です。
操作としては、
- 描画メニューの[指定の領域をぼかす]をクリックし、ぼかしたい領域をドラッグアンドドロップで選択。
- 「描画オプション」を開き、[ピクセル化]にチェックを入れる。
すると、ぼかしがモザイクに変わります。
以上が有料版の紹介でした。
最後に
最近の便利なソフトはサブスクが多いんですけど、Screenpresso は買い切りなのがうれしい♪
しかも1アカウントでPC5台にインストールできるので、1台1000円もしないということです。
もし今無料版を使っていて、「制限がもどかしい…」という方は、私のように思い切って有料版にするとスッキリしますよ(笑)。
※有料版の購入~インストールまでの手順は以下の記事を参考にしてください。