どうも、 効率化大好き カズ です。
今回は、Excelの「シート（タブ）移動」とブラウザの「タブ移動」の共通ショートカットキーについてシェアしたいと思います。
「シート移動」と「タブ移動」を マウスの同じボタンに割り当てる方法 も合わせてご紹介します。
Excel「シート移動」& ブラウザ「タブ移動」の共通ショートカットキーは？
Excelの「シート移動」とブラウザの「タブ移動」で共通するショートカットキーは、［Ctrl + PageUp / PageDown ］です。
ただし、このショートカットキーがまともに反映されるのには条件があります。
その条件とは、キーボードの［PageUp］と［PageDown］のボタンが独立していることです。
通常［PageUp］と［PageDown］のボタンが独立しているのは、「フルサイズキーボード」と「テンキーレスキーボード」だけです。
モバイルノートパソコンやコンパクトキーボードのような［PgUp］と［PgDn］が、十字キー［↓・↑］と同じボタンに配置されているキーボードは、［Ctrl + PageUp / PageDown ］を押しても、Excelのシート移動とブラウザのタブ移動ができないということになります。
ただし、以下のように［Fn］を同時に押すことで、Excel「シート移動」& ブラウザ「タブ移動」を発動できます。
［Ctrl+Fn+PgUp（↑）/PageDown（↓）］
マウスを使う人にとって「Ctrl+Fn+PgUp/PageDown」は使いにくい？
Excel「シート移動」& ブラウザ「タブ移動」の共通ショートカットキーが「Ctrl+Fn+PgUp/PageDown」だということはわかりましたが、マウスを使っている人からすると押しにくいですよね。
なぜなら、両手でキーボードを押す必要があるからです。
じゃあどうするのかというと、マウスのボタンにショートカットキーを割り当てればいいんです。
おすすめは、以下のような他ボタンマウスを使うこと。
このタイプはサイドボタンが6個あって、それぞれに好きなショートカットキーを割り当てることができます。
右のマウスは、6×2 の機能を割り当て可能。
例えば、Ctrl+Fn+PgUpをG6、Ctrl+Fn+PageDownをG9ボタンに設定しておけば、Excel「シート移動」も ブラウザ「タブ移動」もボタン一つで切り替え可能です。
※詳しくは以下の記事をチェックしてみてください。
［F6］と［Ctrl＋Tab］を使う
「Ctrl+Fn+PgUp/PageDown」は押しにくい…
他ボタンマウスを使う気はない！
という場合は［F6］と［Ctrl＋Tab］を使う方法があります。
具体的には、以下のような使い方です。
- Excel「シート移動」
・［F6］→ 矢印キーでシートを選択 →［Enter］ - ブラウザ「タブ移動」
・［Ctrl＋Tab］（タブを右へ移動）
・［Ctrl＋Shift＋Tab］（タブを左へ移動）
詳しく解説します。
［F6］→ 矢印キーでシートを選択 →［Enter］
- Excelで［F6］を押すと、ワークシートのタブに選択が移動します。
- この状態で矢印キー（←・→）を押せばタブを左右に移動できます。
- 表示させたいワークシートに合わせて［Enter］を押すと、そのシートが表示されます。
- メリット：
［F6］を使うことで、狙ったワークシートをすばやく表示させることができる - デメリット：
シートの内容を確認しながらタブ移動できない
［Ctrl＋Tab］（タブを右へ移動）［Ctrl＋Shift＋Tab］（タブを左へ移動）
Google Chrome や Microsoft Edgeなどのブラウザでは、
- ［Ctrl＋Tab］でタブを右へ移動
- ［Ctrl＋Shift＋Tab］でタブを左へ移動
ができます。
- メリット：
左手だけでショートカットキーが押せるので、マウスを持ったままでも使いやすい - デメリット：
［Ctrl＋Shift＋Tab］が押しにくいので、押し間違えることがある
まとめ
- Excel「シート移動」& ブラウザ「タブ移動」の共通ショートカットキーは［Ctrl+PgUp/PgDn］
- pgUp/PgDn と ↑・↓ が同じボタンのキーボードは［Fn］キーを押す必要がある
- マウスを使う人にとって［Ctrl+Fn＋PgUp/PgDn］は押すのは現実的ではない
- 多ボタンマウスで［Ctrl+Fn＋PgUp/PgDn］をボタンに割り当てると楽！
- Excel は［F6］でシート選択できる
- ブラウザは［Ctrl＋Tab］［Ctrl＋Shift＋Tab］でタブ移動可能
私の感想としては、マウスを使う人はあまり共通ショートカットキーは使わないかな～と思います。
なぜなら一度マウスから手を離してキーボードを押す必要があるからです。
どうせなら多ボタンマウスに変えて、ボタンひとつで切り替えるようにしたほうが楽だし早いです。
多ボタンマウスに興味がある方は、以下の記事を一度チェックしてみてくださいね。
