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G-HUBで マクロ を作成する方法【手順&設定例あり】

どうも、 効率化大好き カズ です。

今回は、Logicoolのゲーミングソフト「G-HUB」で「マクロを作成する方法」について解説します。

ゲームではなく、WordPress の操作で使うマクロを作成します。

毎回同じ操作をキーボードで打ち込むのは時間のムダ。

マクロ登録を使えば、ムダな作業から解放されると同時に、作業スピードが劇的にアップします。

ただしデメリットもあります。

それは、普通のPC作業には戻れないということです。

なぜなら、今までどれだけムダな作業をしていたのかが嫌というほどわかるからです。

マクロを使えば、20を超える操作が必要な作業でも「ワンクリック」で終わります!

それでは、G-HUBでマクロを作成する方法について、WordPressの操作を例に詳しく解説していきます。

G-HUBで扱えるマクロのタイプ

G-HUBで扱えるマクロのタイプとして以下の4つがあります。

  1. 反復なし
  2. 保持中に反復
  3. 切り替え
  4. シーケンス

簡単に説明していきます。

1.反復なし

反復なし

マクロキーを押した後に一回だけ再生されるタイプ。

基本的にこれをメインで使います。

たとえば、「Ctrl+V」→「Enter」→「お問い合わせはこちら」みたいなマクロを登録したとします。この一連の操作を一通り再生したら終わりというのがこのタイプです。

2.保持中に反復

保持中に反復

キーを押している間、マクロが連続的にループするタイプです。

ゲームでマクロ登録した技を連続で出したいときなんかに使うやつですね。

3.切り替え

切り替え

再度押してオフに切り替えるまで、マクロは連続的にループするタイプ。

「オン・オフ」を切り替えるだけなので、押し続けるよりも楽ですね。

4.シーケンス

シーケンス

押してマクロを再生します。押し続けると「押しながらセクション」が繰り返されるタイプ。

これはちょっと意味がわからないんですが、どうせ使わないので良しとしましょう(笑)。

この中で使用するのは、1の「反復なし」です。

そのほかはゲームでは使うんでしょうけど、仕事や通常のPC作業ではほぼ使用しないので、使い方の説明では紹介しません。

マクロに記録できるのは?

マクロに記録できるのは6つ。

  1. キーストロークを記録
  2. テキストと絵文字
  3. アクション
  4. 起動アプリケーション
  5. システム
  6. 遅延

これも簡単に説明します。

1.キーストロークを記録

マウスのボタンやキーボードのキーを登録できます。

ボタンに機能を割り当てている場合は、割り当てたショートカットキーが記録されます。

2.テキストと絵文字

任意のテキストを記録できます。

文字数の上限はわかりませんが、2000文字とかでも大丈夫です。(※一応5000文字までは確認しました)

3.アクション

「Overwolf・Discoed・OBS」というアプリの操作をマクロに組み込むためのものです。

これは、ゲーム中に画面をキャプチャしてチャットで共有したりするアプリらしいので、必要ありません。

4.起動アプリケーション

現在利用しているアプリケーション以外のアプリを起動するためのマクロです。

これも通常のマクロ登録では使用しない機能です

5.システム

ボタンへの割り当て機能の「システム」と同じ操作が選択できます。

基本的に「キーストローク」にショートカットキーを登録すればいいので、これも使用しません。

6.遅延

ボタンを押すタイミングも自由に登録できます。

一呼吸置いてから次のキーを再生させないといけないような操作があるのなら、この「遅延」を組み込む必要があります。

いろいろ説明しましたが、基本的にマクロとして記録させるのは「キーストローク」「テキスト」ぐらいです。

状況によっては遅延も使うかもしれませんが、ここでは使用しません。

キーストロークとテキストだけ登録できれば十分!

マクロ設定方法

ざっくりした流れとしては、

  1. 名前を決める 
  2. タイプを決める 
  3. キーストロークまたはテキストを記録する

これだけです。

それでは実際にマクロを登録していきましょう。

<パターン1>「2カラム:等分」を挿入

まずは簡単なマクロを登録してみましょう。

「カラム」を挿入して「2カラム:等分」を選択、2カラムのブロックが表示されるまでの手順を解説します。

1.まずはマクロの名前を登録します。

ここでは「2カラム:等分」という名前にします。

「新しいマクロを作成」をクリックし、マクロ名を入力後「Enter」をクリック。

マクロの名前を決める

2.次に、作成したいマクロのタイプを選択します。

ここでは「反復なし」を選択。

3.「キーストローク」と「テキスト」を使ってマクロ登録します。

実際のマクロ登録はこんな感じです。

マクロ例

Right は十字キーの「→」です。

マクロ登録の流れ

  • 「今すぐ起動」をクリック
     
  • 「テキストxと絵文字」をクリック
     
  • 「/カラム」と入力し「完了」をクリック
     
  • 「+」をクリック
     
  • 「キーストロークを記録」をクリック
     
  • 「Enter」「→」「→」「Enter」の順にキーボードをクリックし、「記録を停止」を選択
     
  • 最後に「保存」をクリックすれば、マクロ登録完了です。
マクロ登録の流れ

これで、「2カラム:等分」のブロックがワンクリックで挿入できるマクロが登録できました。

<パターン2>「2カラム:等分」から画像ブロック画面まで

次のマクロ例は、「2カラム:等分」を挿入後に「画像ブロック」を挿入するところまでいきます。

キーボード操作だけでここまで行おうとすると、「11つ」の操作が必要です。(※テキストを打ち込む操作を含めれば「20」を超えます)

マウスだけで操作する場合は、クリックだけで「8」。カーソル移動を含めると「15」を超えます。

1.マクロの名前の登録します。

今度は「2カラム:等分」を挿入からの「画像」ブロックまでなので、「2カラム:等分→画像」というマクロ名にしました。

2.のマクロタイプの選択は先ほどと同じ「反復なし」です。

3.先ほどと同様に「キーストローク」と「テキスト」を使ってマクロ登録します。

実際のマクロ登録はこんな感じです。

マクロ例

Right は十字キーの「→」です。

マクロ登録の流れ

  • 「今すぐ起動」をクリック
     
  • 「テキストxと絵文字」を選択し、「/カラム」と入力し「完了」をクリック
     
  • 「+」をクリックし「キーストロークを記録」を選択
     
  • 「Enter」「→」「→」「Enter」「→」「Enter」の順にキーボードをクリック
     
  • 「記録を停止」をクリック
     
  • 「テキストxと絵文字」をクリック
     
  • 「画像」と入力し「完了」をクリック
     
  • 「+」をクリックし「キーストロークを記録」を選択
     
  • 「Tab」「Tab」「Enter」の順にクリック
     
  • 「記録を停止」をクリック
     
  • 最後に「保存」をクリックすれば完了です。

実際にマクロが発動したらこんな感じ

※画面中央に出ているのは、実際に登録しているキーが発動したことを表しています(実際の画面には表示されません)。このスピードで順番にボタンが押されているということです。スピードの調整もできますが、ここではそこには触れません。

まとめ

今回は、G-HUBでマクロを作成する方法について紹介しました。

設定例は「WordPress」のブロック挿入だったんですが、この要領でいけば「Excel」や「PowerPoint」のOffice系ソフトや、「Photoshop」「Premiere Pro」などの動画・画像編集系ソフトでもいけるはずですよ。

登録したマクロを「ボタンに割り当てる方法」については下記の記事に詳しく書いてあるので、そちらをチェックしてください。

参考記事

その他 G-HUBの設定はこちらをチェック!

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KAZU

変態的なまでに効率化を追求してしまうアラフォー(3人の子を持つ父)

「もっと楽な方法はないか?」
「もっと簡単にできる仕組はつくれないか?」
を常に考えて生きています。

<得意なこと>
マニュアル作成 / AutoCAD 3Dモデル作成 / Premiere Proで動画編集 / 人間分析 /

<好きな歌>
『僕が一番欲しかったもの』 槇原敬之
『全捨離』 4年2組

<座右の銘>
人生は喜ばせごっこ

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