どうも、 効率化大好き カズ です。
今回は、Logicoolのゲーミングマウスを最強にするG-HUBの設定方法を紹介したいと思います。
「楽に、早くPC作業をこなしたい!」
「非効率なことをしたくない!!」
こう考えている方にはぜひ「G-HUB」の設定をマスターしてほしいです。
なぜなら G-HUB を使うことで、ゲーミングマウスが超効率化マウスに化けるからです!
ただ、G-HUBの設定ってむずかしいんですよね。
公式サイトを見ても、詳しい使い方は載ってないので、うまく使える人の方が少ないんじゃないでしょうか。
この記事では、
- ボタンへの割り当て方法
- プログラムの設定方法
- プロファイルの設定〜切り替え方
までをわかりやすく解説していきますので、最後までお付き合いください。
G-HUBでできること
G-HUBでできること
G HUBとは、Logicoolが提供しているLogicool製ゲーミングデバイス向けのゲームソフトウェアのことです。
このソフトでできることは、
- マウスのボタンを好きな機能に変えられる
- プログラム毎にボタンの設定ができる
- プロファイルをボタンで切り替えられる
大きくこんな感じです。
簡単に言うと、
マウスのボタンを好きな機能に割り当てられて、それが違うアプリを使うときに自動で切り替わる。
ボタンの設定はプロファイルとしていくつも作ることができ、それをボタンひとつで簡単に切り替えられる。
という感じです。
この神機能を詳しく解説します。
マウスのボタンを好きな機能に変えられる
ロジクールの「G604」で説明すると、サイドにある6個のボタンをそれぞれ好きな機能を割り当てることができます。
たとえば、G4には戻る、G5にはコピー、G6には貼り付け、G7には進む、G8にはDelete、G9にはEnter・・・という感じです。
どのボタンに何を割り当てるのかはあなたの自由。
ただし、自由に決められることで逆に迷ってしまう……という方は、「G604のG-HUBオススメ設定」 の記事を参考にしてください。
プログラム毎にボタンの設定ができる
G-HUBはプログラム毎に異なるボタンの設定が可能です。
たとえば、通常はサイドボタンが「戻る・進む」だとすると、エクセルを使うときだけ「元に戻す・やり直す」に自動で変換されるように設定できます。
そのほかにも、画像編集ソフトPhotoScapeXを使うときは「コピー・貼り付け」にするとか、CADを使うときは「Delete・Enter」にするとかも可能です。
プロファイルをボタンで切り替えられる
プロファイルとは、パソコンやソフトの設定内容を、利用者ごとに記録したデータのことです。
作ったプロファイルをボタンひとつで簡単に切り替えることができます。
たとえば、同じプログラムの中でも異なる操作が必要なことってありますよね。
「GoogleChrome」なんかがそうです。
ネットブラウジングするときと、スプレッドシートを使うときは異なる機能が必要になります。
そんな場合に役立つのがプロファイルの切り替えです。
ネットブラウジング用と スプレッドシート用のプロファイルを分けて作っておけば、必要なときにボタンひとつで切り替えることができます。
G-HUBの設定
G-HUBの設定
それでは G-HUB の設定に移りたいと思います。
Logicoolのゲーミングマウス「G604」を使って G-HUB の設定を解説していきます。
このマウスは「PC作業の効率化」という観点から見たら【 最強 】やで!
※G604について詳しく知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてください。
-
仕事用に最適なのはどっち?ロジクール G604 vs Razer Naga Pro 多ボタンマウス徹底比較 - 効率化人生.com
今回は、 Logicool「G604」と、Razer「Naga Pro」を比較します。 なぜこの2つをピックアップしたの ...
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G-HUBの設定で必要なのは、
- プログラムの設定
- プロファイルの設定
- ボタンの設定
この3つです。
今回は、「GoogleChrome」のプログラム設定をします。
プロファイルは、「デフォルト設定」と「WordPress用」の2つを作成。
そして最後に、この2つのプロファイルをボタンひとつで切り替えられるようにします。
ここだけ見ても意味がわからないと思うので、今から紹介する設定手順を見ながら少しずつ理解していってください。
設定の順番としては、
- プログラムの設定
- ボタンの割り当て
- プロファイルの設定
この流れで進めていきます。
使用するプログラムを設定する
ますはじめに、「GoogleChrome用」の設定を作るためにプログラム設定をします。
1.「G-HUB」を立ち上げます。
表示について
右上の表示アイコンをクリックすることで、タイル表示とリスト表示を選択できます。
2.赤枠で囲んだセルをクリックするとドロップダウンリストが表示されるので、「プロファイルの管理」をクリック。
▼
3.「ゲームまたはアプリケーションを追加」をクリック。
4.エクスプローラーが表示されるので、「ProgramFile」または「ProgramFile(×86)」をクリック。
ファイルの場所がわからない場合
まずはエクスプローラーを開き、ナビゲーションウインドウの中にある「Windows(C;)」❶ をクリック。
その中に「ProgramFile」と「ProgramFile(×86)」❷があります。
わいのPCでは「ProgramFile」のほうにGoogleChromeが入ってるから、そっちで進めていくで~!
5.「ProgramFile」⇒「Google」⇒「Chrome」⇒「Application」の順でクリックしていくと、「chrome」というアプリの実行ファイルがあるので、それをクリック。
6.アプリケーション一覧に「GoogleChrome」のアイコンが表示されます。
これでプログラムの設定は完了です。
ExcelやWordなど、仕事でよく使うアプリケーションを追加する方法はこちらの記事を参考にしてください。
各ボタンに機能を割り当てる
続いて各ボタンに機能を割り当てていきます。
まずは「デフォルト」のプロファイルに「G604」のサイドボタン(6個)へ機能を割り当てたいと思います。
割り当てる機能
- G4:戻る(リア)
- G5:コピー
- G6:貼り付け
- G7:進む
- G8:Delete
- G9:Enter
1.アプリケーションは「GoogleChrome」を選択した状態で、デフォルトをクリック。
2.アクティブなプロファイル❶が、「CHROME・デフォルト」になっているのを確認して、❷マウスの画像をクリックすると、ボタンの割り当てページが表示されます。
▼
それではサイドボタンの割り当て変更の手順を解説していきます。
3.マウスの右にある「>」をクリックし、サイドボタンの割り当てページに移動する。
4.変更したいボタン(G6)をクリック。すると青になります。
5.この状態で、❶「システム」をクリックし、編集の下にある❷「貼り付け」をクリックすると、ボタンへの割り当てが変更されます。
6.この要領で、サイドボタン6個を変更しましょう。
- G4:「システム」⇒「リア」
- G5:「システム」⇒「コピー」
- G6:「システム」⇒「貼り付け」
- G7:「システム」⇒「進む」
- G8:「キー」⇒「Delete」
- G9:「キー」⇒「Enter」
これでサイドボタンへの割り当てが変更できました。
新しいプロファイルの作成
ここまではGoogleChromeのデフォルト設定のプロファイルを作成したんですが、ここからは「WordPress用のプロファイル」を作りたいと思います。
1.まずはじめに、アクティブなプロファイルをクリックし、ドロップダウンリストを開く。
一番下にある「プロファイルの管理」をクリック。
2.「選択したアプリ用のプロファイルを追加」をクリック。
3.「このプロファイルに名前を付ける」という部分に任意の名前を入力し、Enterをクリックします(ここでは「WordPress」にしました)。
3.これでWordPress用のプロファイルが用意できました。
ここからは、先ほどの「各ボタンに機能を割り当てる」の手順と同じように、WordPress用の割り当ても設定してください。
「各ボタンに機能を割り当てる」に戻って、もう一度ボタンの設定を見たい場合はこちらをクリックしてください(見出しまで飛びます!)。
プロファイルをボタンで切り替えられるように設定する
プロファイルを切り替えるには、「プロファイルサイクル」をどこかのボタンに割り当てないと機能しません。
ここでは、あまり使わない「ミドルクリック(中ボタン)」にプロファイルサイクルを割り当てたいと思います。
1.まずはじめに、「ミドルクリック」をクリックします。
2.次に「システム」を選択し、「G-HUB」の下にある「プロファイルサイクル」をクリック。
3.「これはすべての chrome プロファイルに適用されます」と出るので、「はい」をクリック。
これで中ボタンをクリックするたびにプロファイルが切り替わるようになりました。
そこまで頻繁にプロファイルを変更することはないと思いますが、このボタンをワンクリックするだけで切り替えられるのはかなり便利ですよ。
Gシフトを使えば割り当てが 2倍 になる
ここで紹介した設定はプロファイルの切り替えまでですが、「Gシフト」を使えばさらに割り当てる機能を増やすことができます。
G604のサイドボタンでいうと、6個 ⇒ 12個 設定できます。
Gシフトの設定については以下の記事で詳しく書いていますので、チェックしてみてください。