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PhotoScapeXで「モザイク」を入れる方法〜2つのツールを使い分けよう!

PhotoScapeXでモザイクを入れる方法

どうも、 効率化大好き カズ です。

今回は、PhotoScapeXでモザイクを入れる2つの方法について紹介したいと思います。

モザイクを入れるための手順を知りたい方はもちろんなんですが、

  • 画像のクオリティを損なわない丁寧なモザイク処理をしたい
  • 最適なモザイクの設定を確立しルール化したい

このように考えている方もぜひ参考にしてください。

PhotoScapeX でモザイクを入れる2つの方法

PhotoScapeXでモザイクを入れる方法は、

  1. ブラシ
  2. フィルター

この2つがあります。

この2つのなにが違うのかというと、

  • 「ブラシ」⇒ブラシで塗るようにモザイクを入れる
  • 「フィルター」⇒図形のように範囲を選択してモザイクを入れる

こんな感じ。

さらに言うと「フィルター」のほうのモザイクは、図形のように移動できるし形も変更できます。

これを用途によって使い分けるとすると、

  • 複雑な形のものや複数ある人の顔をピンポイントで消したいとき
    ⇒「ブラシ」
  • 名前やメアドなどの文字列にモザイクをかけたいとき
    ⇒「フィルター」

このように使い分けるといいでしょう。

それではさっそく手順に移りますね。

ブラシを使ってモザイクを入れる方法

ブラシを使ってモザイクを入れる方法について詳しく解説していきます。

先にも説明したように、「複雑な形のものや複数ある人の顔をピンポイントで消したいとき」に使います。

手順としては、

  • 編集画面の右上にある「道具」をクリックするとメニューが開くので「モザイク」を選択
  • 被写体に合ったブラシのサイズを選択し、モザイクをかけたい範囲を塗るように選択
  • モザイクの強度を調整する

こんな感じです。

モザイクのメニューの中で変更できるのは、

  1. ブラシの形
  2. ブラシのサイズ
  3. 硬さ
  4. 強度

この4つ。

特に「強度」は、モザイクの重要な要素となります。

そこらへんもわかりやすく解説していきますね。

編集画面に画像を用意している状態から手順をスタートします。

1.まずは、編集画面の右上にある「道具」をクリックし、道具メニューの中にある「モザイク」を選択。

2.被写体に合ったブラシのサイズを選択し、モザイクをかけたい範囲を塗るように選択。

3.モザイクの「強度」を調整する。

モザイクの強度(20~100)を調整することで、四角形の大きさを変えることができます。

最適なモザイクの強度は?

ここで「モザイク強度」について考えてみたいと思います。

PhotoScapeX はモザイク強度を20~100までの間で調整できるんですが、自由度が高い分迷ってしまいますよね。

毎回モザイクを入れるたびに「どれくらいの強度がいいかな~」なんて考えるのは非効率なので避けたい!

今後モザイクを入れる作業を効率的に進めるためにも、最適な強度をハッキリしておきましょう。

最適なモザイク強度は・・・「40~50です!

前提条件は、「顔がバレない」ことと「違和感がない」こと。

まずは強度別にモザイクをかけた写真を見てください。

強度20
強度30
強度40
強度50
強度60
強度70
強度80
強度90
強度100

・・・どうでしょうか?

まず20は論外(顔バレバレ…)。

30も顔がバレてしまう可能性が高いのでダメ!

「顔がバレない」という条件をクリアするためには、強度40以上が必要です。

あとは違和感を感じるかどうかです。

顔の輪郭あたりを見てもらえるとわかると思うんですが、強度60からは「面」をかぶっているようなくらいハッリキとした境界線が見えませんか?

これにものすごい違和感を感じます!(気にならない人はぜんぜん気にならないと思いますけどw)

ということで、前提条件をクリアしたのは強度40と50だけでした。

まぁこの辺の強度を使っていれば、画像のクオリティを崩すことなく自然なモザイクがかけられるので、もしモザイク強度に迷ったら40~50の間に合わせてみてください。

間をとって「45」が最適や!

フィルターを使ってモザイクを入れる

フィルターを使ってモザイクを入れる

それではフィルターを使ってモザイクを入れる方法について解説していきます。

先のも説明したように、「名前やメアドなどの文字列にモザイクをかけたいとき」にこのフィルターを使います。

手順としては、

  • 編集画面の右上にある「挿入」⇒「フィルター」⇒「モザイク1」の順にクリック
  • 画面中央にモザイクの図形が出現するので、クリックしたままモザイクをかけたいところまで移動させる
  • 図形の四隅にあるハンドルをドラッグして隠したい文字列にかぶせる

こんな流れです。

フィルターのメニュー項目は9つあります。

  1. モザイクの種類の変更
    ⇒モザイク#1
  2. 形を楕円に変更
    ⇒変更なし
  3. 強度
    ⇒50
  4. 角度
    ⇒0
  5. 不透明度
    ⇒100
  6. ブレンド
    ⇒通常

  7. ⇒なし
  8. オーバーレイとマスク
    ⇒なし
  9. 変形
    ⇒なし

モザイク強度は50に設定。

それ以外はデフォルトのままでモザイクをかけていきます。

あとで、モザイクを「円形」にする手順も解説します。

それでは手順に進みましょう。

1.まずは右上にある「挿入」⇒「フィルター」⇒「モザイク#1」の順にクリック。

すると画面中央に正方形のモザイクが出現します。

2.出現したモザイクを移動させ、四隅にあるハンドルで形を調整&位置も微調整しながら隠したい文字列の形に合わせていきます。

3.この要領で、細かい文字にもモザイクをかけていきます。

小さくて調整しにくい場合は、画像を拡大すれば簡単にできますよ。

キーボードの「Ctrl」を押しながら、マウスのホイールを前にスクロールすると拡大できます。

円形のモザイクを入れる

円形のモザイクも入れてみましょう。

1.フィルターメニューにある「楕円」にチェックを入れる。

2.モザイクをかけたい位置までもっていき、大きさを調整します。

このときに、「Shift」を押しながらハンドルをドラッグすると、正円のまま大きさを変更できますよ。

まとめ

今回は、PhotoScapeXでモザイクを入れる2つの方法について解説しました。

モザイクの設定は他にもいろいろあるんですが、あまり弄らないほうがいいです。

なぜなら弄りすぎると混乱して手が止まってしまうから。

設定はシンプルがベストです。

簡単にまとめると、

  • 人の顔などをピンポイントで消したいときは「ブラシ」を使う
  • 名前やメアドなど「文字列」にモザイクをかけたいときは「フィルター」を使う
  • モザイク強度は「40~50」が最適

最後にモザイクの設定例を載せておきます。

ブラシ

  • 硬さ:100
  • 強度:45

フィルター

  • 種類:モザイク#1
  • 強度:45
  • 角度:0
  • 不透明度:100
  • ブレンド:通常

※PhotoScape X のダウンロードがまだの方は、こちらの記事を参考に進めてください。

⇒ PhotoScape X「ダウンロード手順」をわかりやすく解説【Windows版】

その他「PhotoScape X」の使い方一覧

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KAZU

変態的なまでに効率化を追求してしまうアラフォー(3人の子を持つ父)

「もっと楽な方法はないか?」
「もっと簡単にできる仕組はつくれないか?」
を常に考えて生きています。

<得意なこと>
マニュアル作成 / AutoCAD 3Dモデル作成 / 人間分析 /

<好きな歌>
『僕が一番欲しかったもの』 槇原敬之
『全捨離』 4年2組

<座右の銘>
人生は喜ばせごっこ

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