どうも、 効率化大好き カズ です。
今回は、「PhotoScapeX(フォトスケープX)」を使ってプロ並みのYouTube用サムネイルを作る方法をご紹介します。
YouTubeのサムネイルを作るために「Photoshop(フォトショップ)」のような有料ソフトを買う必要はありません。
無料の「PhotoScapeX」で十分です!
PhotoScape X でどんなサムネイル画像が作れるのかをさっそく見ていきましょう。
PhotoScapeXをインストールしている前提で話を進めていきます。
もしまだインストールしていない方はこちらの記事を参考にダウンロードしてください。
PhotoScapeXでどんなサムネイル画像が作れるのか
今回ここで紹介するサムネイルは、
- 背景写真の加工+縁取り文字パターン
- 人物+縁取り文字&影付き文字パターン
- 4枚コラージュ+縁取り文字
この3パターンです。
これを、「参考にしたYouTubeのサムネイル」⇒「PhotoScapeXで作成したサムネイル」の順に紹介します。
さっそく見ていきましょう。
背景写真の加工+縁取り文字パターン
参考にしたサムネイル
▼
解説
使用している背景は違いますけど、東京に対するマイナスイメージを表すために「オールドフォト」という機能を使いました。
文字はアウトラインと光彩を使用しています。
人物+縁取り文字&影文字パターン
参考にしたサムネイル
▼
解説
人物の切り抜き+文字パターンです。
背景はグラデーションを使い、文字は「影・二重縁取り・光彩」の3種類を使用しています。
4枚コラージュ+縁取り文字パターン
参考にしたサムネイル
▼
解説
PhotoScapeXのコラージュ機能で4枚を結合した写真に、グラデーションをかけた縁取り文字をのせています。
PhotoScapeXを使えばこんな感じのサムネイルが簡単に作れます。
マジで簡単やからやってみて!
ここからは、実際の手順を詳しく解説していきます。
YouTubeのサムネイルサイズの設定
YouTubeが推奨しているサムネイルは、
- 解像度:
1280x720(最小幅が 640 ピクセル) - アップロードする画像ファイル形式:
JPG、GIF、PNG など - 画像サイズ:
2 MB 以下 - アスペクト比:
できるだけ 16:9 を使用する
とされています。
このサイズでサムネイルを作っていきましょう。
設定方法は3パターンあります。
- 新規作成からサイズを指定する
- 挿入した画像をサムネイルサイズに切り抜きする
- 1280x720 で作成しておいた画像を使う
今回は「4枚コラージュ+縁取り文字パターン」を作成したいと思うので、3の「1280x720 で作成しておいた画像」で手順を進めます。
サムネイル画像の作り方手順
それでは「4枚コラージュ+縁取り文字パターン」の作り方手順を解説していきます。
これ↓
このサムネイルを作る手順は以下の通りです。
- 4枚の写真をコラージュする
- 画像に文字を挿入する
- 文字の色をグラデーションにする(メインの文字)
- 文字に縁取りを入れる
- サブテキストを挿入
それぞれの手順を詳しく解説していきます。
PhotoScapeXをインストールしている前提で話を進めていきます。
もしまだインストールしていない方はこちらの記事を参考にダウンロードしてください。
4枚の写真をコラージュする
まずは4枚の写真を結合するために「コラージュ」を使います。
1.左上メニューにある「コラージュ」をクリックし設定画面を開く。
2.サイズの設定をします。
- まずは①の「サイズ(px)」をクリック
- すると「幅」と「高さ」を選択できるメニュー②が出現するので、幅を「1280」、高さを「720」にする
- あとは③の「OK」をクリックすればサイズが反映されます
3.何枚の写真をコラージュするのかを選択します。
- ここでは4枚の写真を使うので、④を選択
- 均等に配置するために田んぼの田⑤を選ぶ
4.この状態で各フレームに写真を挿入していきます。
写真は左上から、「左上⇒右上⇒左下⇒右下」の順に挿入されます。
写真を挿入する方法は2つ。
- 「写真を開く」
⇒ 保存している画像を呼び出す - 「クリップボードから開く」
⇒ クリップボードにコピーしている画像を使う
マウスを右クリックし「写真を開く」を選択。
使用する写真を保存しているフォルダを開き、写真を選択してください。
「Windows+V」でクリップボードを開き、使用する写真を選んで挿入します。
使う写真をあらかじめコピーしておく必要があります。
ポイント
どちらの方法で挿入してもいいんですが、僕は「クリップボードにコピーした画像」を使うことが多いです。
使用する画像をわざわざパソコンに保存しなくても済むからです。
画像をパソコンに保存すると、ムダに保存容量が多くなってパソコン自体のパフォーマンスが低下する可能性があります。
使う画像をクリップボードにぽんぽんぽーんとコピーしておけば、ショートカットキーで簡単に呼び出せますよ。
※クリップボード履歴の使い方はこちらの記事を参考にしてください↓
5.写真を挿入し終わったら「間隔」を調整します。
今回のサムネイルの場合は間隔がないほうがいいので、間隔は0にします。
※「マージン・丸み」も0にします。
6.ここまで決まれば「保存」。
右下にある「保存」をクリックし、任意の場所にファイル名を付けて保存します。
これでコラージュ画像の準備は完了です。
次に、コラージュした画像に縁取り文字を入れる手順に移ります。
- 中央にある文字(メイン) ❶
「二重縁取り文字」+「グラデーション」 - 上下にある文字(サブ) ❷
「光彩」のみ
❶と❷それぞれ作り方の手順を解説していきます。
画像に縁取り文字を入れる(メイン)
まずはメインの縁取り文字からいきます。
設定
- テキストの色:
赤(ffff0000)と茶(ff482e2e)のグラデーション - フォント:
HGP創英角ゴシックUB - フォントサイズ:
200 - アウトライン:
厚さ 15(白) - 光彩:
厚さ 20・ぼかし 0(黒)
1.先ほどコラージュした画像を編集画面から開きます。
①「写真編集」をクリック
②「右クリック」し、③「開く」をクリック
④コラージュしたファイルをダブルクリックする
2.画像にテキストを挿入します。
- 右上にある「挿入」⑤ をクリックしメニューを開く
- 「テキスト」⑥ をクリックするとテキストが画面中央に挿入されます
3.文字を入力する。
この画像に挿入しているのは「二刀流は無理」なんですが、「二刀流」と「は」と「無理」を分けて作ります。
- ⑦テキスト欄に「二刀流」と入力
- ⑧サイズを200に変更する
サイズは画像の大きさによって調整してください。
4.フォントの種類と文字の色を変更する。
- ⑨フォントは「HGP創英角ゴシックUB」に変更
- ⑩色は「グラジエント」をクリックし、グラデーションの色を選択する
今回はフォントを「HGP創英角ゴシックUB」にしたんですが、他に気に入ったフォントがあればそちらを使ってください。
5.二重縁取り文字にする。
- アウトラインをクリックし、カラーを白にする
※厚さは 15 に設定 - 光彩をクリックし、「ぼかし」を0にする
※厚さは 20 に設定
6.文字を複製しサイズを調整する
- 複製をクリックし「二刀流」を複製する
- テキストを「無理」に変更し、右側へ持っていく
- もう一度複製をし、テキストを「は」にする
- サイズを「150」にし、位置を調整する
これで中央の「二刀流は無理」が完成しました。
画像にサブテキストを入れる
次に上下に入れているサブテキストを作成していきます。
設定
- テキストの色:
黄色 - テキストサイズ:
50 - アウトライン:
なし - 光彩:
暑さ 20・ぼかし 0
1.まずは上のサブテキストから。
- テキストメニューを開く
- 「無理だということ自体がおかしい」と入力
- テキストサイズを「50」に変更
- 文字を入れたい位置に移動させる
2.テキストカラーを黄色に設定し、アウトラインのチェックを外す。
テキストの角度を ‐15 に変更すれば完成です。
光彩はメインテキストの設定のままでOK。
3.下のサブテキストも同じように文字を挿入します。
- 「複製」をクリックする
- 「プロを舐めるな」と入力する
- テキストを挿入したい位置まで移動する
- 「角度」を 0 にする
4.あとはテキストの位置を微調整すれば完成です。
まとめ
「PhotoScapeX(フォトスケープX)」を使ってプロ並みのYouTube用サムネイルを作る方法をご紹介しました。
コラージュや縁取り文字、さらにはグラデーションを使うことで、簡単にプロ並みのサムネイル画像を作れることがわかっていただけたと思います。
この程度の画像を作るだけなら、わざわざ有料のPhotoshop(フォトショップ)を買う必要なんてありませんよ!
※PhotoScape X のダウンロードがまだの方は、こちらの記事を参考に進めてください。
その他「PhotoScape X」の使い方一覧
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